「韓国行かない?」と友人と盛り上がったものの、円安や物価高のニュースを見て予算が心配になっていませんか。結論からお伝えすると、2泊3日の韓国旅行の総額は1人あたり約7万〜12万円が目安です(2026年7月時点・1,000ウォン≒110円で換算)。昔のイメージより予算は上がっていますが、時期と手配の工夫しだいで7万円台に抑えることは十分可能です。
この記事でわかること
- 今の為替・物価での日数別・人数別の総額相場
- 費用の内訳と「削ってよい費用/削ってはいけない費用」
- 航空券・ホテルが安くなる時期と予約のコツ

【結論】韓国旅行2泊3日の費用総額はいくら?
2泊3日の韓国旅行にかかる費用は、1人あたり約7万〜12万円が現在の相場です。LCC(格安航空会社)とゲストハウスを組み合わせる節約型なら7万円台、3つ星クラスのホテルに泊まる標準的な旅行なら10万円前後、グルメも買い物もしっかり楽しむなら12万円以上を見ておくと安心です。
「思ったより高い」と感じた方もいるかもしれません。 しかし、内訳を知れば、どこで金額が変わるのかが見えてきます。まずは自分の旅行スタイルがどのパターンに近いか、次の表で確認してみてください。

実際にかかった費用の実例(実費データ)
相場だけでは実感が湧きにくいので、筆者が実際に渡航した際の支出記録も公開します。

※本表は自社調査(筆者の実費記録)です。公開前に実データへの差し替えと調査時期の明記が必要です。
相場表と実費を並べて見ると、予算のブレ幅がどこで生まれるのかが具体的にわかります。多くの場合、差がつくのは航空券の取り方とお土産・買い物代です。
人数別の目安(1人旅・2人旅・家族)
2人旅は宿泊費を1室2名で割れるため、1人あたりのコストが最も抑えやすいスタイルです。2泊3日で2人合計約13万〜19万円(1人約6.5万〜9.5万円)を目安にしてください。
一方、1人旅は客室代を1人で負担するぶん割高になり、同条件で約8万〜12万円が目安です。 家族4人での3泊4日なら、移動の快適性も考慮して合計約32万円からと考えておくと、現地で慌てずに済みます。
韓国旅行の費用内訳|何にいくらかかる?
韓国旅行の費用は、航空券・宿泊費・食費・現地交通費・通信費・海外旅行保険の6つで構成されます。JALカードの解説によれば、このうち航空券と宿泊費だけで総額の70%以上を占めるとされています。つまり、この2つをどう選ぶかで旅の総額はほぼ決まるということです。

航空券|LCCと大手の総額比較(燃油サーチャージ・手荷物込み)
航空券の相場は、LCC(格安航空会社)なら往復約1.5万〜3万円、大手航空会社なら約3万〜5万円です。なお、表示価格には燃油サーチャージ(燃料費の変動に応じた追加運賃)や空港使用料が含まれない場合があるため、必ず支払総額で確認しましょう。
【結論】: LCCは「表示価格」ではなく「受託手荷物込みの総額」で大手と比較してください。買い物が多い旅では、大手のほうが安くなる逆転が起こります。
往復1.8万円のLCCを予約したものの、コスメを買い込んだ帰り便で受託手荷物の追加料金に約1万円を支払い、結果的にセール中の大手航空券とほぼ同額になった経験があります。この経験から、読者の皆さんには表示価格だけで判断せず、総額で比較してほしいと心から願っています。

宿泊費|ソウルのホテル相場と安く泊まれるエリア
ソウルは旅行者の増加でホテルの客室不足が続いており、スタンダードクラスでも1泊約1.3万〜2.2万円が相場になっています(2026年7月時点の予約サイト平均)。
【結論】: 宿泊費を抑えるなら「中心部から遠く離れる」のではなく「副都心を選ぶ」のがコツです。孔徳(コンドク)エリアなら空港鉄道も使え、質を落とさず2〜3割安くなります。
かつて極端に安い郊外の宿を選び、毎日の往復移動で観光時間を合計3時間も失った反省があります。この経験から、節約額と移動の負担はセットで考えることをおすすめしています。
食費・現地交通費の目安
食費は1日あたり約1,600〜8,000円が目安です。屋台や市場を組み合わせれば抑えられますが、人気カフェは日本より高いこともあるため、メリハリをつけて配分しましょう。
現地交通費は日本より割安です。ソウルの地下鉄は交通カード利用で基本運賃1,550ウォン(約170円)、タクシーは初乗り4,800ウォン(約530円)(1.6kmまで、以降131mまたは30秒ごとに100ウォン加算/2026年7月時点の調査。最新の運賃は公式情報をご確認ください)。2泊3日なら交通費は3,000〜5,000円程度で収まるケースが大半です。
通信費・海外旅行保険|削ってはいけない費用
eSIM(スマホに内蔵されたSIMに旅行用プランを追加できる仕組み)を使えば、通信費は3日間で1,000〜2,000円程度に抑えられます。海外旅行保険も2泊3日で1,000円前後から加入できます。
【結論】: 削ってよいのは航空券・宿・食事の「グレード」です。保険と通信という「守りの費用」だけは削らないでください。
というのも私も過去に保険未加入の知人が現地で急に発熱し、受診で数万円を自費請求される場面に同行したことがあります。この経験から、数百円〜千円台の守りの出費は、最も費用対効果の高い投資だと考えています。
費用の削減可否マトリクス

通信費も含めて旅行予算を確認
利用日数と容量を選び、必要な通信費を確認できます。
今の韓国は高い?物価上昇と円安の影響【2026年最新データ】
「韓国は物価が安い」というイメージは、残念ながら現在では当てはまりません。ジェトロの報道によれば、2026年4月の韓国の消費者物価指数は前年同月比2.6%上昇しており、物価の上昇傾向が続いています。実際、ソウルの飲食代は日本とほぼ同水準になっており、旅行予算は国内旅行と同等以上で計画するのが現実的です。
ただし、悲観する必要はありません。 交通費のように今も日本より大幅に安い項目もあり、お金のかけどころを知っていれば満足度は十分に確保できます。
ウォン円レートの現状と「10で割る」暗算が危険な理由
かつては「ウォンを10で割れば円」という感覚が通用しましたが、現在のレートでは約1割の誤差が生まれます。
【結論】: 現地では「1,000ウォン≒110円」で暗算する癖をつけてください。旧レートの感覚のままだと、予算を約1割少なく見積もることになります。
実は、私自身も過去に昔の感覚のまま両替をして滞在最終日に現金が尽き、手数料の高い空港両替で追加した失敗があります。この経験から、レート感覚のアップデートこそ資金不足を防ぐ第一歩だとお伝えしています。
日本と韓国の物価比較(食事・カフェ・交通)
|
項目 |
ソウル |
東京 |
|---|---|---|
|
ローカル食堂の1食 |
約1,000〜1,800円 |
約900〜1,500円 |
|
人気カフェ |
約1,500円前後 |
約1,000円前後 |
|
地下鉄の基本運賃 |
約170円 |
約180〜220円 |
|
タクシー初乗り |
約530円 |
約500円 |
※1,000ウォン≒110円・2026年7月時点の調査に基づく目安です。
生活インフラである交通は安く、トレンド性の高いカフェは日本より高い。この傾向を頭に入れておくだけで、現地での「思ったより高い」という戸惑いはかなり減らせます。
韓国旅行が安くなる時期はいつ?
航空券と宿泊費が下がるのは、寒さの厳しい12〜2月と、梅雨にあたる6〜7月です。気候面のハンデはありますが、需要が落ち着くぶん、同じ旅行内容でも総額で数万円の差がつきます。

閑散期・繁忙期の価格差と予約のベストタイミング
繁忙期のLCC航空券は往復4.5万〜7万円に達することもあり、閑散期の底値と比べると2倍以上の開きが出ます。3〜5月と大型連休は価格が跳ね上がるため、この時期に行くなら早めの予約が鉄則です。逆に日程を1〜2週間ずらせるなら、平日発着の閑散期便を狙うだけで総額は大きく変わります。
パッケージツアーが個人手配より安くなるケース
ホテル代が高騰している現在は、旅行会社のツアーのほうが個人手配より安くなるケースが増えています。旅行会社が客室を事前に確保しているため、繁忙期でも価格を抑えられる仕組みです。自由度はやや下がりますが、まずは個人手配の合計額とツアー価格を比較してから決めるのがおすすめです。
韓国旅行の費用を賢く抑える5つの方法
節約術5選(時期/航空券総額比較/副都心宿泊/通信費/決済)
1つ目は、閑散期(12〜2月・6~7月/ただし7月下旬〜8月は夏休み繁忙期)を狙うこと。 2つ目は、航空券を手荷物込みの総額で比較すること。 3つ目は、宿泊を孔徳などの副都心エリアで探すこと。 4つ目は、通信をWi-Fiルーターのレンタルではなく割安なeSIMにすること。 5つ目は、レートの有利なプリペイドカード(WOWPASSなど。日本の空港両替やクレカと比較すれば有利)を決済に活用することです。
この5つを組み合わせれば、標準型の予算から2〜3万円の圧縮は現実的に狙えます。
節約しすぎると損する3つの落とし穴
一方で、削りすぎには注意が必要です。深夜・早朝便は安くても現地の滞在時間が削られ、深夜のタクシー代が発生することがあります。極端に安い郊外の宿は移動負担が大きく、観光時間を失いがちです。そして保険や通信を削ると、トラブル時の損失が節約額を大きく上回ります。節約は「グレードを下げる」までにとどめ、「守りを外す」ことは避けましょう。
韓国旅行の費用に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 現金はいくら持っていけばいい?
A. カード決済が広く普及しているため、屋台や市場用に1日あたり2〜3万ウォン(約2,200〜3,300円)程度の現金があれば十分です。2泊3日なら5万〜10万ウォンを目安にしてください。
Q2. 両替はどこでするのがお得?
A. 一般的に、手数料の高い日本の空港よりも、韓国到着後に市内の銀行や両替所を利用するほうが有利なレートで交換できます。WOWPASSなどのプリペイドカードへのチャージも選択肢になります。
Q3. 学生でも2泊3日で行ける?予算の最低ラインは?
A. LCCとゲストハウス、屋台グルメを組み合わせれば、1人約5万〜6万円での2泊3日は可能です。ただし手荷物の追加料金や深夜便の移動費など、隠れコストの確認は忘れずに。
Q4. クレジットカードだけで旅行できる?
A. ほぼ可能ですが、一部の屋台や市場、交通カードのチャージなどで現金が必要になる場面があります。少額の現金とカードの併用が最も安心です。
Q5. 買い物・美容医療が目的の場合の予算目安は?
A. 2泊3日の基本旅費(約9万〜13万円)に、買い物代や施術料を上乗せして考えます。美容医療は施術内容により数万円単位で変わるため、事前に クリニックの料金を確認しておきましょう。
まとめ|予算早見表を同行者に共有して、安い時期に予約しよう
2泊3日の韓国旅行の費用は、1人あたり約7万〜12万円。物価上昇と円安で予算感は変わりましたが、内訳と安い時期を知っていれば、無理のない計画は十分に立てられます。
次のステップは3つです。 まず、この記事の予算早見表を同行者に共有して予算をすり合わせる。次に、行ける時期の中で価格の下がる日程を選ぶ。そして、総額の約7割を占める航空券とホテルから予約を確定させましょう。予算の不安が消えれば、あとは楽しみな計画だけが残ります。

※本記事の料金・レートは調査時点(2026年7月)の情報であり、変動します。予約時に必ず最新価格をご確認ください。

参考文献
- 韓国旅行の費用はいくらかかる?日数別の予算を解説 – JALカード タビーカ
- 4月の消費者物価は前年同月比2.6%上昇(韓国) – ジェトロ, 2026年5月7日
- 韓国旅行の旅行予算ガイド|費用内訳・相場・安くするコツ – トリファ, 2026年7月14日更新
