韓国旅行が安いのは「1月中旬〜2月上旬」「6月中旬〜7月上旬」「10月下旬〜11月中旬」の3シーズンです。ただし2026年は2月中旬に旧正月(ソルラル)があり、日程が重なると休業や価格高騰に直面する恐れがあります。
この記事でわかること
- 2026年に韓国旅行が安くなる月と、安く出発できる曜日
- 航空券を底値で予約するタイミングとLCCの活用法
- 旧正月・秋夕など「安い時期に潜む避けるべき日程」の見分け方
【結論】韓国旅行の安い時期は年3回|2026年カレンダーで確認
韓国旅行の費用がもっとも下がるのは、1月中旬〜2月上旬です。年末年始の繁忙期が終わり、寒さで観光需要が落ち込むため、航空券もホテルも年間の底値圏に入ります。
次に狙い目なのが、6月中旬〜7月上旬の梅雨どきです。雨のリスクはあるものの、カフェ巡りやショッピング、グルメが中心の旅なら天候の影響を受けにくく、価格の落ち着きだけを享受できます。
3つ目は、10月下旬〜11月中旬です。紅葉シーズンの後半にあたり、気候の快適さと価格の緩みが両立する、初めての韓国旅行にも向いた時期といえます。
2026年 月別「価格×気候×祝日リスク」統合カレンダー

※月別の価格傾向は、2026年7月時点のスカイスキャナー・Trip.com・エアトリ等の表示価格をもとにグローバルモバイル サポートが集計したものです。
なぜこの3シーズンは安いのか(需要と価格の仕組み)
理由はシンプルで、航空券とホテルの価格が「行きたい人の数」で毎日変動しているからです。
現在の航空券は、席が埋まるほど値段が上がる変動価格制が主流になっています。旅行会社各社も指摘しているとおり、連休や週末に需要が集中すれば価格は跳ね上がり、逆に寒さや梅雨で需要が引けば同じ路線でも数万円単位で下がります。
つまり「安い時期」とは、みんなが避ける時期のことです。 その理由(寒さ・雨)を自分が許容できるなら、堂々とお得を取りにいけます。
安さで選ぶ前に確認する2つのこと
1つ目は、1〜2月の本格的な寒さです。2つ目は、6月中旬以降の梅雨です。
どちらも対策すれば十分楽しめますが、知らずに行くと後悔につながります。詳しくは後述の「安い時期の落とし穴」で解説しているので、日程を決める前に必ず目を通してください。
出発する曜日でも変わる|火曜・水曜が狙い目
同じ月でも、出発する曜日によって航空券の価格は変わります。
もっとも高くなりやすいのは、金曜出発・日曜帰国の王道週末パターンです。会社員の需要が集中するため、価格も素直に上がります。
一方で、火曜や水曜に出発する平日発のフライトは需要が薄く、比較サイトの傾向でも週末より安く出やすいことが知られています。片道で数千円、往復とホテルを合わせれば1万円以上の差になることも珍しくありません。
有休を1日だけ使えるなら、金曜ではなく火曜か水曜に充てる。 これだけで、同じ旅行の値段が変わります。

【結論】: 日程候補は1つに絞らず、曜日違いで3パターン用意してから同行者に共有してください。
実は、私自身も友人との渡韓計画で「この日どう?」と1案ずつ聞いては断られる往復を繰り返し、決定まで2週間かかったことがあります。候補3つを比較表にしてLINEで送るようにしてからは、相談がほぼ1往復で決まるようになりました。日程が早く決まるほど、次に説明する早期予約の恩恵も受けやすくなります。
航空券を底値で買う方法|予約タイミングとLCC活用
安い時期と曜日が決まったら、あとは「いつ買うか」です。ここで判断を誤ると、せっかくの安い時期でも高い航空券を掴んでしまいます。
「直前が安い」は過去の常識|1〜3ヶ月前がベスト
結論から言うと、韓国行き航空券の実質的な底値帯は出発の1〜3ヶ月前です。
近年は席が埋まるにつれて価格が上がる仕組みが定着し、人気日程は出発間際になっても値下がりしにくくなっています。かつての「売れ残りの直前セール」を期待して待つのは、いまでは分の悪い賭けです。
そのため、日程が確定したら1〜3ヶ月前の時点で一度検索し、納得できる価格なら確保してしまうのが賢明です。
【結論】: 「もう少し待てば下がるかも」と感じたら、その時点の価格をスクリーンショットで記録し、1週間後に再確認して判断してください。
私も以前、「直前になれば安くなる」と待った結果、1万円以上高く航空券を買う失敗をしました。それから4年間、日韓路線の運賃を毎月記録していますが、人気日程は出発が近づくほど値上がりするケースが大半です。迷ったときは漠然と待つより「価格を記録して比較する」のがおすすめです。
LCCのセールを味方につける
もう一段安くしたいなら、LCC(格安航空会社)の活用が近道です。
日本と韓国の間はLCCの便数が多い路線で、ジンエアーやPeach、AIR SEOUL、チェジュ航空・ティーウェイ航空・エアプサン(なおエアソウル・エアプサンのブランドは2027年第1四半期ジンエアーに統合予定)など選択肢が豊富にあります。セール時には往復の総額が大手の半額以下になるケースもあります。
探し方は難しくありません。 スカイスキャナーなどの比較サイトで日付を前後1日ずらしながら検索し、気になる便が見つかったら航空会社の公式サイトでセール情報も確認する。この二段構えで十分です。
手順をまとめると、次の3ステップになります。
- 候補月を決める(安い3シーズンから選ぶ)
- 祝日と重ならないか確認する(次のセクションで解説)
- 出発1〜3ヶ月前に比較サイトでLCCを検索し、予約する
安い時期の落とし穴|2026年の旧正月・秋夕と冬の寒さ
ここが本記事でいちばん大切なパートです。あなたも「安い時期に行ったのに、お店が全部閉まっていた」という体験談を目にしたことはありませんか?
その正体が、韓国の二大連休である旧正月と秋夕です。
旧正月(ソルラル)と秋夕(チュソク)とは|2026年の日付
ソルラルは韓国の旧正月、チュソクは日本のお盆にあたる秋の連休です。どちらも家族で過ごす帰省シーズンのため、旅行者にとっては次の3つの影響があります。
1つ目は、帰省ラッシュで航空券や鉄道が混雑し、価格も高騰することです。 2つ目は、市場や食堂など多くの店舗が休業や短縮営業になることです。 3つ目は、観光の目的そのものが果たせなくなるリスクです。
2026年の日付は次のとおりです。
|
連休 |
2026年の日程 |
注意 |
|---|---|---|
|
旧正月(ソルラル) |
2月16日〜18日ごろ |
前後の週末を含めて回避推奨 |
|
秋夕(チュソク) |
9月24日〜26日ごろ |
同上 |
出典: 韓国観光公社 公式サイト(最終確認日: 2026年9月21日)
とくに注意したいのが、旧正月の位置です。 年間でもっとも安い1月中旬〜2月上旬のすぐ後ろに控えているため、「2月だから安いはず」と日付を見ずに予約すると、正面から連休に突入することになります。
2026年の連休警戒日程図

1〜2月の安さは「寒さ」とセット|服装と防寒の目安
冬のソウルは、東京の感覚で行くと想像を超える寒さです。1月のソウルの月平均気温は約−1.9℃(気象庁平年値、1991-2020年)、平均最低気温は−6℃前後まで下がる。寒波襲来時には日中でも−10℃近くまで冷え込む日がある。
ダウンコート、手袋、マフラー、耳あて、ヒートテック級のインナー。 この装備を日本から持参することを前提に、安さを判断してください。
【結論】: 冬の韓国は「航空券の節約額」と「防寒装備のコスト」をセットで計算してから予約してください。
以前1月にソウルを訪れた際、想定外の寒波に見舞われ、現地でダウンジャケットと手袋を急きょ購入して約8,000円を費やした失敗経験があります。苦労して航空券で浮かせた差額が、一瞬で消えてしまいました。手持ちの防寒具で十分対応できるかを事前に確認しておくだけで、このような余計な支出は確実に防げます。
逆に高くなる時期一覧
参考までに、費用が上がりやすい時期も押さえておきましょう。
- ゴールデンウィーク(4月末〜5月上旬)
- 夏休みシーズン(7月中旬〜8月末、ピークは8月)
- 年末年始(12月下旬〜1月初旬)
- 旧正月・秋夕の前後
これらは日本側と韓国側の需要が重なるため、価格が通常の2倍前後まで上がることもあります。日程の自由が利くなら、思い切って外すのが正解です。
安い時期なら2泊3日でいくら?費用シミュレーション
では、時期の工夫でどれくらい変わるのでしょうか。2人旅・2泊3日を想定した目安がこちらです。

差額は1人あたり数万円規模になります。 この浮いたお金があれば、カンジャンケジャンのディナーも、コスメのまとめ買いも、我慢せずに楽しめます。「安い時期を選ぶ」とは、節約というより旅の楽しみを増やす投資だと考えてください。
日程が決まったら通信費も見積もる
航空券・ホテルとあわせて、通信プランの料金を確認しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q.釜山や済州島も同じ時期が安いですか?
A.おおむね同じ傾向ですが、ピークの位置が少し異なります。釜山と済州島はビーチ需要のある夏(7〜8月)が高く、連休明けの9月以降に落ち着きやすいのが特徴です。旧正月・秋夕を避ける原則は、どの都市でも共通です。
Q.ホテルも航空券と同じ時期に安くなりますか?
A.はい、基本的に連動します。観光需要が引く時期はホテルも値下がりし、繁忙期との差が3〜5割になることもあります。ただし人気ホテルは安い時期でも早く埋まるため、航空券と同じく1〜3ヶ月前の予約が安心です。
Q.安さより気候重視なら何月がおすすめですか?
A.気候の快適さで選ぶなら、春(4〜5月)と秋(10〜11月)です。とくに10月下旬〜11月中旬は、快適さと価格の緩みが重なる数少ない時期なので、初めての方はここを第一候補にすると失敗しにくいでしょう。
Q.セールやキャンペーンはいつ狙えばいいですか?
A.LCC各社のセールは不定期開催のため、旅行を思い立った時点で各社のメールマガジンやアプリ通知を登録しておくのが確実です。また、旅行会社の決算(3月・9月)にはお得なツアーが出やすい傾向もあります。
まとめ|今日やることは3つだけ
最後に、この記事の要点を確認しましょう。
- 韓国旅行の安い時期は「1月中旬〜2月上旬」「6月中旬〜7月上旬」「10月下旬〜11月中旬」の年3回
- 出発は火曜・水曜が安く、金〜月の週末は高い
- 航空券の底値帯は出発1〜3ヶ月前。直前の値下がり待ちは避ける
- 2026年は旧正月(2月中旬)と秋夕(9月下旬)に要注意。日付を確認してから予約する
あとは動くだけです。今日、候補月を決めて、カレンダーで祝日を確認し、比較サイトで価格を眺めてみてください。日程が決まったその瞬間が、あなたの韓国旅行のスタートです。

