ルーフトップバーとは

ルーフトップバーは、建物の最上階や屋上に位置し、開放的な屋外空間で都市のパノラマビューや周辺の景色を楽しめるバーです。晴れた日には自然光の下でリラックスし、夜には都市の夜景を背景にドリンクを楽しむことができます。

バンコクのルーフトップバーは、今やバンコク観光の定番となっていて、30か所以上を超えるルーフトップバーがあるといわれています。

バンコクのルーフトップバーは、その圧倒的な景色で有名。夜になると特別感を演出する隠れ家的な雰囲気で、都市の高層ビルの最上階から息をのむようなパノラマビューを楽しむことができます。また、日が沈む頃に訪れれば、オレンジ色に染まる空とキラキラと輝く都市の灯りが織りなす幻想的な景色を目の前に広がるのを見ることができます。

さらに、ルーフトップバーが素晴らしいのは、景色だけではありません。美味しい飲料や料理、洗練された雰囲気で、訪れる人々に特別な時間を提供します。また、SNS映えする写真を撮影できるスポットとしても人気です。

シロッコ (Sirocco)

魅力と特徴

高層タワーThe Dome at State Towerの64階にあるシロッコは、バンコクでも特に有名なルーフトップバーであり、世界でも屈指の高さを誇ります。

レストランの先端には、まるで宙に張り出したようなバーカウンターがあり、バンコク市街とチャオプラヤ川を一望できます。

シロッコでは、圧倒的な景色を眺めながら、地中海料理を楽しむことができます。また、「食事はしないけどゆっくりお酒とデザートでも楽しみたいなぁ」と思うなら、スタッフに伝えれば、席に案内してもらえます。

価格帯

高級な体験を提供するため、価格帯は高めです。コスパを旅行をしたいという場合、食事はほかで楽しみ、お酒と夜景をシロッコで楽しむというのもおすすめです。

ドレスコード・予約

シロッコは基本的にはドレスアップをして向かうお店です。タンクトップやサンダル、ショートパンツでは入場できない可能性があるため、「バンコクに行ったらシロッコに行ってみたい」と思っている場合は、襟付きのシャツやワンピースなどを事前に準備しておきましょう。

また、常に込み合っているため、人気のテラス席は、事前の予約をおすすめします。

1人／子供連れでも行けるか

1人でも楽しむことができますが、子供連れでは雰囲気に合わない場合があるため注意が必要です。

アクセス

バンコクの中心地、スクンビット通りに位置し、BTS(スカイトレイン)シーロム線サパーンタークシン駅からタクシー等で約10分の距離です。

ただし、前述のとおり、ドレスアップして向かう場所であるため、BTSでの移動がはばかられる場合は、ホテルのコンシェルジュやタクシーでの指定などでアクセス可能です。

オクターブ (Octave)

魅力・特徴

オクターブには、モダンな雰囲気の中で360度のパノラマビューを楽しむことができるバーがあり、バンコクのダウンタウンの景色を一望することができます。

また、バーは高層ビルの3フロアにあるので、異なる雰囲気を楽しむことができます。カクテルの種類が豊富ですが、モクテル（ノンアルコールカクテル）や、スムージーなどのジュースもあるので、お酒が飲めないひとにもおすすめ。

さらに、カクテルなどのお酒だけではなく、貝類やエビなどのシーフードやハンバーガーなどのお食事も頂けるので、レストランとしても最適です。

価格帯

オクターブでは、手頃な価格帯で、カジュアルに料理やお酒を楽しむことができ、それが人気の理由のひとつになっています。

ハッピーアワーには、50%OFFになるカクテルもあります！（2024年3月現在。最新情報は各自ご確認ください。）

ドレスコード・予約

オクターブは、カジュアルな服装でも入場できるルーフトップバー。

平日ならば予約なしでも入れることが多いですが、テーブル席は予約が入っていることも多いため、座ってゆっくり食事やお酒を楽しみたい場合は、事前に予約しておいた方がよさそうです。

1人／子供連れでも行けるか

比較的リラックスした雰囲気で、1人でも景色やお酒を楽しめるルーフトップバーなので、1人で行っても気後れすることがないのがオクターブ。

また、45階のレストランフロアのみ、子供連れOKになっているので、子供連れだけどルーフトップバーに行ってみたいという気持ちをあきらめる必要がないのはうれしいポイントです。

アクセス

スクンヴィット通りに面するバンコク・マリオット・ホテル・スクンビットの中にあります。

バンコクの中心地に位置し、BTSライトグリーンライン（スクンビット線）トンロー駅から徒歩でアクセス可能です。

ティチュカ (Tee Cha)

魅力と特徴

ティチュカは、2020年12月にスクンビット通りにオープンした、老舗のルーフトップバーに比べるとまだ穴場のルーフトップバー。

ジャングルをイメージしたというバーには、バーの上に覆い被さるような大きなツリーがあり、植物で覆われたオブジェがたくさん配置されています。座席も丸太や岩などナチュラルさを演出することにこだわったデザインとなっていて、自然公園の中にいるようにくつろぎながらお酒を楽しめます。

そして、メインのバースペースに加え、小さな3階建てのタワーがあり、階段を上って頂上まで行けるようになっています。

日没前の明るい時間は屋上公園のような雰囲気ですが、日没とともに大きなツリーがカラフルで幻想的なライトアップに照らされて、まるで光るクラゲみたいに。バーは、パーティー会場のような印象に変わります。

価格帯

メニューはドリンクが中心で、フードメニューはおつまみ程度でほとんどありません。

ドリンクは、ミネラルウォーターがTAX込みで180バーツ、モクテルが200バーツから、アルコール類400バーツ前後と、比較的高めな印象です。（2024年3月現在）

ドレスコード・予約

ティチュカにはドレスコードがあるため、ビーチサンダルやハーフパンツ、ダメージジーンズでの入場はNG。きれいめカジュアルぐらいの服装が求められます。

また、席を事前予約をすることはできません。また、フロアにはサービススタッフはほとんどいないので、自分でバーカウンターに行って飲み物をオーダーし、前払いでドリンクを買うシステムになっています。

アクセス

ティチュカへ行くにはBTSライトグリーンライン（スクンビット線）トンロー駅のスカイウォークで行くのがベスト。

スカイウォークから、ティチュカが入っているT-Oneビルが繋がっているので、道に迷う事なく行く事ができます。

おわりに

バンコクのルーフトップバーは、その景色や雰囲気で、観光客にとって忘れられない体験となるでしょう。

シロッコ、オクターブ、ティチュカは、その中でも特におすすめの3選です。

バンコクでの体験をさらに快適にするためには、レンタルWiFiが非常に便利です。レンタルWiFiを持っていれば、どこにいても情報を検索したり、美しい夜景の写真を即座に共有することができます。バンコクのルーフトップバーを満喫し、特別な夜を楽しむために、グローバルモバイルのレンタルWiFiをぜひご検討ください。